【保存版】無能な経営者の特徴5選と見抜くチェックリスト

「あなたの周りにもいませんか?なぜかうまくいかない会社の社長や、反対にどんどん成長させていく経営者。」
ビジネスの世界でキャリアを築いたり、投資を考えてみたりする中で、「この人と一緒に進んで大丈夫かな?」「この会社はこれからどうなっていくんだろう?」と感じる場面って、きっとあるのではないでしょうか。相手の力量を見極めることの大切さを、ひしひしと感じる瞬間かもしれませんね。
今回は、少し変わった経歴を持つタカ博士が、その専門的な視点から「無能な経営者」と「有能な経営者」をプロファイリングし、私たちが日常生活やビジネスの場面でどのように彼らを見分けられるのかを、優しく解説してくれます。
なぜ経営者の「質」を見抜くことが大切なのでしょうか?
考えてみると、企業の成功って、まるで船の舵取りをする船長の腕にかかっているようなものかもしれません。船長である経営者の能力が高ければ、荒波を乗り越え、目的地にスムーズにたどり着ける可能性が高まるように、経営者の質は会社の成長スピードや方向性を大きく左右します。そしてそれは、そこで働く従業員の方々や、その会社に投資をする人たちの未来にも、少なからず影響を与えることになります。
だからこそ、見た目の派手さや一時的なニュースに惑わされず、その経営者の本質を見抜く目が養われると、私たち自身の選択がより良いものになるのではないでしょうか。
タカ博士は、法廷臨床心理学博士でありながら、元犯罪心理学者、そして現在は投資家・経営者としても活動されているそうです。その多角的な視点から語られる経営者のプロファイリングは、データや理論に基づきつつも、どこか人間味を感じさせるものになるかもしれませんね。
「あれ?なんか違うかも…」無能な経営者に見られる残念なサイン
さて、まずは「うーん、ちょっと心配かも」と感じてしまうような、無能な経営者によく見られる特徴をいくつか見ていきましょう。もし、あなたの周りの経営者にこんな兆候が見られたら、少し注意が必要かもしれません。
優柔不断で、なかなか「決められない」
「もう少し考えよう」「また後日」「様子を見よう」といった言葉をよく耳にする経営者の方は、もしかすると決断が苦手なのかもしれませんね。重要な局面でいつまでも判断を先延ばしにすると、せっかくのチャンスを逃してしまうことってあります。
なぜ、すぐに決められないのでしょうか?もしかしたら、決めるための十分な情報収集や準備ができていないのかもしれません。あるいは、失敗を恐れる気持ちが強くて、なかなか一歩を踏み出せない…そんな風にも考えられますね。この「決められない」という姿勢は、組織全体のスピード感を失わせ、周りの信頼を損なうことにも繋がっていく可能性があるようです。
変化を嫌い、過去のやり方に「固執する」
「昔はこれでうまくいったんだ」「これまでこうやってきたから」と、時代の変化や新しい技術、考え方を受け入れようとしない頑固さも、無能さのサインかもしれません。ビジネスの世界は常に変化しています。まるで、進化し続ける自然界のように、環境に適応できた者だけが生き残っていくという考え方(ダーウィンの進化論みたいですね)は、企業経営にも当てはまるのではないでしょうか。
過去の成功体験に囚われすぎると、新しい波に乗り遅れてしまい、気がつけば時代から取り残されてしまう…そんなリスクが高まってしまうのかもしれませんね。
周囲の意見を聞かず「ワンマン」になってしまう
「俺についてくれば大丈夫だ」「私の考えが全てだ」と、周りの意見や部下の声に耳を傾けようとしない独裁的な態度は、非常に危険なサインだとタカ博士は言います。確かに、リーダーシップは大切ですが、それは一方的に指示を出すこととは少し違うようです。
多様な意見に触れることで、より良いアイデアが生まれたり、リスクを見つけられたりすることがあります。ワンマンな経営者は、チーム全体の知恵や力を活かす機会を失い、結果として組織を弱体化させてしまう可能性が高いのかもしれませんね。
感情に流されやすく「理論的じゃない」
ビジネスの判断をする際に、「なんだか気が乗らない」「直感でこう思うんだ」と、感情や個人的な思い込みを優先してしまうのも、無能な経営者に見られる特徴の一つです。もちろん、直感が全く役に立たないわけではありませんが、重要な決断には、数字やデータ、しっかりとした理論に基づいた分析が不可欠です。
まるで、勘だけで料理を作るようなものでしょうか。時には美味しくできるかもしれませんが、常に安定した品質を提供するのは難しいように、感情的な判断ばかりでは、予測不能なリスクを生んだり、機会を逃したりしてしまうことがあるのかもしれません。
失敗すると「誰かのせい」にする
問題が発生したり、うまくいかなかったりした時に、「あれは部下のせいだ」「市場が悪かったんだ」「運が悪かったんだ」と、自分以外の誰かや何かのせいにするのも、残念ながら無能な経営者によく見られる行動です。
もちろん、外部要因や部下のミスがゼロということはありません。しかし、それを全て他人のせいにしてしまうと、そこから何も学べず、次に活かすことができません。まるで、テストで悪い点を取った時に「先生の教え方が悪い」と言っているようなものかもしれません。自分の責任として受け止め、原因を分析し改善策を考える姿勢こそが、成長には不可欠なのではないでしょうか。
他にも、頻繁に戦略を変えたり、新しいことへの挑戦を避けてコストカットばかりに終始したり、企業の財務状況を把握していなかったり、優秀な人材が定着しなかったり、市場からの評判が悪かったり…といったサインも、無能な経営者に見られることがあるようです。
「この人についていきたい!」有能な経営者の輝く特徴
では反対に、「この人ならきっと大丈夫だ!」「この会社は伸びていくだろう」と感じさせてくれる、有能な経営者にはどんな特徴があるのでしょうか。
素早く、でもしっかり「決断できる」
有能な経営者は、必要な情報を集めた上で、論理的な根拠に基づき、素早く決断を下すことができます。まるで、状況判断が素早い名医のように、的確な診断と治療方針を提示し、迅速に実行に移すことができるのです。
感情に流されることなく、冷静に状況を分析し、最善の選択をすることができる。そして、一度決めたことに対しては責任を持ち、結果が出るまでやり遂げる力を持っている。この「決断力」こそが、有能な経営者の最も基本的な資質と言えるかもしれません。
変化に「柔軟」に対応できる
有能な経営者は、時代の変化や予期せぬ出来事にも、柔軟に対応することができます。環境の変化を恐れるのではなく、むしろそれを成長の機会と捉え、新しいアイデアや方法を積極的に取り入れていくのです。
まるで、どんな状況でも生き残る植物のように、風が吹けばしなり、日差しが変われば葉の向きを変える。そんな適応力こそが、企業を長く存続させ、成長させていく力となるのではないでしょうか。
周囲を「巻き込む」リーダーシップがある
有能な経営者は、自分のビジョンを明確に示し、周囲の人々をそのビジョンに共感させ、同じ方向へと導いていく力を持っています。それは、一方的な命令ではなく、人々の心に火をつけ、自ら動きたくなるような魅力や説得力なのかもしれません。
まるで、オーケストラの指揮者のように、それぞれのパートの音色を引き出し、全体として美しいハーモニーを奏でる。そんな風に、個々の力を最大限に引き出し、チームとして大きな成果を出すことができるのが、真のリーダーシップと言えるのではないでしょうか。
失敗も「自分の責任」として受け止める
問題が発生した時、有能な経営者はそれを他人のせいにせず、「自分に責任がある」として受け止めます。そして、なぜ失敗したのかを徹底的に分析し、次に同じ過ちを繰り返さないように、改善策を講じます。
まるで、転んでしまった時に、石ころのせいにせず、「どこを見て歩いていなかったのか」を反省し、次に気をつけようと考えるように。自身の失敗から学び、それを成長の糧とすることができる。この姿勢こそが、困難を乗り越える強さとなるのかもしれません。
数字で語り、「論理的」に考える
有能な経営者は、感情に流されることなく、数字やデータに基づいて物事を判断します。企業の財務状況を正確に把握し、論理的な思考で最適な戦略を立てていくのです。
まるで、家計簿をしっかりつけ、収入と支出のバランスを見て、将来の計画を立てるように。感覚に頼るのではなく、具体的な数字を見ることで、隠れたリスクや機会を発見し、より確実な経営を行うことができるのでしょう。
他にも、企業の財務が安定し、売上や利益が継続的に成長していること、長期的な視点に基づいたブレない戦略を持っていること、新規事業に積極的に投資しイノベーションを起こそうとしていること、競争で優位に立つための明確な戦略があること、困難な状況でも冷静に対応し解決策を実行できること、そして部下の成長を心から願い、それを支援していること…といった特徴も、有能な経営者によく見られることのようです。
直接知らなくても分かる!外部からの有能・無能チェック方法
「でも、会社の経営者と直接話す機会なんてほとんどないし…」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。ご安心ください。実は、外部からでもその経営者や会社の質を推測できる方法はいくつかあるのです。
公の情報やニュースをチェックしてみる
企業の公式ウェブサイトやニュースリリース、そして財務情報がまとめられているIR情報(上場企業であれば公開されています)を見てみましょう。経営者がどのようなビジョンを語っているのか、どのような戦略を発表しているのか、そしてその内容に一貫性があるかを確認できます。
また、その会社に関するニュース記事や、業界内の評判、あるいは実際に働いている人たちの口コミサイト(OpenWorkやGlassdoorなどが参考になるかもしれません)を見てみると、外部からの評価を知るヒントが得られることがあります。
会社の「数字」を見てみる
特に投資を考えている方にとっては、企業の財務状況を知ることは非常に重要です。売上や利益がどのように推移しているか(過去5年分くらいを見てみると傾向がつかめるかもしれません)、利益率はどうなっているか、借金(負債)はどれくらいあるか、そしてお金の流れ(キャッシュフロー)は健全か、といった点を確認してみましょう。
これらの数字は、まるで会社の健康診断の結果のようなものです。数字が全てではありませんが、そこに隠された真実が見えてくることがあります。例えば、無能な経営者ほど、都合の悪い財務状況を隠そうとしたり、見せようとしなかったりする傾向があるようです。
タカ博士は、トヨタ自動車や旧JAL、シャープ、ユニクロ、ワタミ、東芝といった、私たちがよく知る企業の成功や失敗の事例を挙げて、こうした数字や外部からの情報が、いかに経営判断の結果を示しているかを解説されています。
日常の「ここ」がサイン?身近な「チェック方法」
もしあなたがその経営者の部下や、日頃から関わる機会のある立場なら、より個人的な視点から、その人の「人間性」や「本質」を見ることもできるかもしれません。
トラブルが起きた時の「対応」を見る
予期せぬ問題やトラブルが起きた時、その経営者がどのように振る舞うかを見てみましょう。慌てふためくのか、責任をなすりつけるのか、それとも冷静に状況を分析し、解決に向けて具体的な指示を出すのか。
緊急事態ほど、その人の本質やリーダーシップが試される場面はありません。まるで、火事が起きた時に、冷静に避難指示を出すのか、パニックになるのかを見ているようなものかもしれませんね。
部下や周りの人への「接し方」を見る
部下の意見に耳を傾け、それを尊重しているか、それとも一方的に指示を出すだけか。部下がミスをした時に、頭ごなしに怒るのか、それとも次に繋がるように指導をするのか。こうした日々の小さなやり取りの中に、その人の人間性やリーダーシップのスタイルが表れることがあります。
人を大切にできない経営者が、会社を大切にできるでしょうか?社員を使い捨てのように考えるような言動は、その人の内面を示すサインかもしれません。
どんな「言葉」を使うか、そして「学ぶ」姿勢があるかを見る
普段、どのような言葉遣いをしているか、そして新しい知識やスキルを学ぼうとする意欲があるかどうかも、その人の資質を見る上で参考になります。「どうすればもっと良くなるだろう?」「これについて教えてくれないか?」のように、謙虚に学ぼうとする姿勢は、成長し続けるために非常に大切です。
高名な投資家であるロバート・キヨサキさんは、70代になってもコミュニケーションの講座を受けています。「学びに終わりはない」という姿勢が、長期的な成長に繋がるんですね。
まとめ:経営者の「質」を見抜く:あなたのビジネス・人生を左右する判断基準になるかもしれません
今回は、ユニークな視点から、無能な経営者と有能な経営者の特徴、そしてそれを見抜くための様々なチェック方法をご紹介しました。経営者の質は、まるでその会社という船の行先を決める羅針盤のようなもの。その羅針盤が正確であれば、私たちは安心して航海を進めることができますし、逆に壊れていれば、思わぬ方向へ迷い込んでしまうかもしれません。
有能な経営者は、状況を正しく把握し、素早く決断し、変化に柔軟に対応し、周りを巻き込み、責任を持って行動し、常に学び続ける姿勢を持っています。そしてその資質は、企業の財務状況や、公の場での発言、さらには日々の行動や人間関係の中にも、サインとして現れてくることがあるようです。
もちろん、これらの特徴に全て当てはまる人、あるいは全く当てはまらない人というのは少ないかもしれません。大切なのは、これらのサインを参考に、冷静に状況を見極めようとすることなのではないでしょうか。
本記事でご紹介したチェックリストが、あなたがこれから関わる人や会社を選ぶ際の、ちょっとしたヒントになれば嬉しいです。そして、もしあなたが経営者という立場であれば、これらの視点がご自身の成長のための「反面教師」や「羅針盤」となり、より多くの人を幸せに導くための力となることを願っています。
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世界40ヵ国以上から累計23万人以上が受講する国際的スピーカー、トレーナー、元アルビズ大学准教授。
アメリカ、オレゴン州のルイス&クラーク大学で心理学で学士を取り、フロリダ州のアルビズ大学にて心理学の修士と臨床心理学、法廷特化の博士号を取得。2015年にオレゴン州の臨床心理学者としての国家治療免状を得る。過去にアメリカ心理学会、国際心理学会、アメリカ法廷心理学会など数多くの学会で研究を発表している。
日本帰国後は日々実践できる科学をテーマにニューロマーケティング(神経マーケティング)、教育学、経営学、統計学などを教え述べ23万人以上の講演会を開催。