お金の払い方・受け取り方で見抜く!金持ちと貧乏人を分ける「たった3つの心理習慣」

「ねえ、私ってお金持ちになれるのかな?」って、ふと思ったこと、ありませんか?実はね、皆さんが普段、あまり意識していないかもしれない「お金の払い方」とか「受け取り方」の中に、これから皆さんがどうなっていくか、その金銭的な未来がちらりと見えているとしたら?
この記事では、法廷臨床心理学者として、皆さんの「お金に対する態度」という心の癖をちょっと紐解いていきます。そこを変えるだけで、あれよあれよとお金持ち体質に変われるかもしれない、そんな目からウロコのお話を、私の専門分野である認知心理学の観点から、データドリブンにお伝えしてみようと思うんです。
今の世の中、経済の波は予測が難しいですよね。そんな中でも、じゃあ個人として豊かになっていくには、一体何が必要なんだろう?って考えた時、多くの方が成功者のノウハウとか、複雑な投資術に目を向けがちかもしれません。もちろんそれも大切です。でも、もっともっと根本にある「心理習慣」、つまり心とお金の付き合い方が、実はとっても重要なんじゃないか?というのが、私が常々お伝えしていることなんです。
本記事では、そんなお金持ちと、残念ながらそうではない方を分けているらしい、「お金の払い方・受け取り方」における、認知心理学的に見て決定的な違いを3つのポイントに絞ってお話ししていきます。あなたの「当たり前」だと思っているお金の扱い方が、もしかしたら、金持ちへの道をちょっぴり遠ざけているのかもしれませんね。ぜひ最後までお付き合いいただいて、今日から皆さんがすぐに試せる「心の習慣改善」のヒントを掴んでいただけたら嬉しいです。
なぜお金の「態度」で差が出てしまうのでしょう?
脳科学者のブルース・リプトン博士は、「お金持ちの脳みそは、もう7歳頃にはお金持ちの脳みそであり、貧乏人の脳みそは7歳頃には貧乏人の脳みそである」という、ちょっとドキッとすることを言われました。まるで、人生がお金持ちになるか貧乏になるかは、小さい頃に決まってしまうかのようですよね。
ただ、脳神経科学者であるブルース・リプトン博士の見解とは少し異なり、心理学、特に私がお伝えしているお金の心理学の分野では、ここは変えていける部分だと考えています。人間の「お金に対する態度」、つまり「どういう風にお金を扱うか」という心の癖や習慣は、実は後天的に身につくものなんです。そして、良い知らせは、その癖は意識して変えることが可能だということなんですね。
皆さんの普段のお金の扱い方をちょこっと観察してみると、「あ、この方はお金持ち体質に向かってるな」とか、「うーん、ちょっとブレーキがかかってるかも?」なんてことが見えてきたりします。そしてね、ここがすごいところなんですが、その習慣に「気づいて」、少しでも変えてみるだけで、びっくりするくらいお金持ちになりやすくなる可能性があるんですよ。
本質は、意外とシンプルなんですよね。お金の心理学という学問は実はかなり研究が進んでいて、そこで分かっている科学的・学術的なデータドリブンな知見を、私たちの日常生活やビジネスにちょこっと生かしてみることで、経済的な豊かさを築くことは十分に可能になるはずなんです。
支払いの「感謝」、これがお金持ちの秘密かも?
お金持ちの方と、そうではない方との違いが顕著に出やすい瞬間の一つが、実はお金を「支払う時」なんです。ここで私が一番大事だと感じているキーワードは「感謝」という言葉に集約されるんじゃないでしょうか。
もちろん、貧乏だと言われる方たちが、周りの人に感謝の気持ちがない、というわけでは決してありません。むしろ、支払いの瞬間に、何かこう「何も感じていない」だったり、あるいは「払いたくないなぁ…」「ああ、お金が出ていく…怖い」といった、ちょっとネガティブな感情が出てきてしまって、支払いを渋ったり、サッと払えなかったりすることが、観察していると結構多いように感じます。
一方で、お金持ちの方たちは、たとえ少額の支払いであっても、受けたサービスや商品が「これは良いものだ」とちゃんと認め、それを提供してくれた人や場所に対して、自然と感謝の気持ちが湧いてくるようです。「本当に助かりました、ありがとう!」「今日のランチ、すごく美味しかったです、ごちそうさま!」といったように、感謝の気持ちを言葉や態度で表現することが多いように見受けられます。
これが、心理学的に見てなぜそんなに重要なのでしょうか?人間の脳って面白いもので、やはり自分に対して感謝の気持ちを示してくれた相手には、「また次も良くしてあげたいな」「何かサービスしてあげようかな」と感じる傾向があるんですね。これは、相手との良好な関係性を築く上での基本中の基本。感謝をちゃんと伝えることで、相手とのポジティブな繋がりが生まれ、時には常連さんとして、普通以上の付加価値的なサービスを受けられる機会が増えることにも繋がるかもしれません。
さらに、感謝の気持ちを込めてお金を支払う、というのは、自分の脳に対して「私は価値のあるものに、感謝を込めてお金を使ったんだぞ」という記憶を強く刻み込む行為でもあります。良いものに気持ちよくお金を使う、というポジティブな経験が積み重なっていくと、自然と「お金の使い方がうまい」という、つまり「投資リターン(払ったお金に対する価値)が大きいもの」を見分ける目が養われていくんですね。感謝は、単なるマナーや礼儀というだけでなく、賢くお金を巡らせるための、心理的な第一歩と言えるのかもしれません。
報酬を「受け取る」時の心の姿勢
お金持ちと、そうではない方との違いは、「お金を受け取る時」にも、はっきりと現れてくるように思います。お金持ちの方は、自分が提供した労働やサービスに対する報酬を、ためらうことなく、喜んで、そしてすんなりと受け取ることが多いですね。これは、「自分は、この報酬を受け取るだけの価値を、ちゃんと提供したんだ」という、揺るぎない自己認識、つまり誇りのようなものが心の中にあるからだと考えられます。
以前、私が観察していた地域のドライクリーニング屋さんのお話です。お客様から料金を受け取る際に、毎回のように「すみません、1万5000円です。すみません」と、料金を伝える前後に「すみません」を繰り返されていたんですね。「なぜ、お金を受け取る時にそんなに謝る必要があるんだろう?」と、ちょっと不思議に感じました。これは別に日本語だけの現象ではなくて、他の言語圏でも、お金を受け取ることにどこか申し訳なさを感じる方はいらっしゃるようです。
心理学的に見ると、自分が提供したサービスや労働に対する対価を受け取ることが「申し訳ない」という気持ちがあると、無意識のうちに「これ以上は受け取っちゃいけないんじゃないか」とか、「もっとたくさんの報酬を受け取ろう」という思考や意欲に、ブレーキがかかってしまう可能性があるんですね。自分が一生懸命やった仕事や、提供した価値に見合うだけの対価を、胸を張って「ありがとうございます!」と受け取れるかどうか。これは、経済的な豊かさを築いていく上で、実は非常に重要な心の壁かもしれません。自分の仕事や提供する価値に自信を持ち、それに対する報酬を当然のこととして受け入れる、その心の姿勢が、さらなる豊かさへと繋がっていくように感じます。
「投資効率」を意識する習慣
そして3つ目の、金持ちとそうでない方を分ける重要なポイントは、「これは良い買い物だったな」とか、その「投資効率」、つまり支払ったお金に対してどれだけのリターンがあったのか、という点を意識しているかどうか、という習慣です。お金持ちの方々は、無駄遣いが少ないというよりも、お金を「投資」と捉え、それが将来的にどれだけの価値(リターン)を生むのかを、意識的、あるいは無意識的に考えているように見えます。
例えば、私が主催する研修やセミナーでも、参加された方に「今回の研修に参加して、どんな点が良かったですか?」「これからどう生かせそうですか?」なんて問いかけたりします。ご自身で「こういう学びがあった」「これができるようになった」と言葉に出したり、心の中で整理したりする。この「支払ったお金に対するリターンを認識する」という習慣が、次に何かにお金を使う時に、「これは本当に自分にとって価値があることなのかな?」「投資するに値するかな?」と判断する能力を自然と高めてくれるんです。
投資効率を意識しながらお金を使う習慣が身につくと、衝動的な無駄遣いが減り、自分にとって本当に必要なもの、将来の自分にとってプラスになるものにお金を回せるようになります。結果として、お金はより賢く、そして良い形で循環し始めて、皆さんの人生を豊かにするために機能し始めるのかもしれませんね。
さあ、あなたの「当たり前」をチェックしてみましょう
今回お話ししたこれら3つのポイント、「支払いの感謝」「受け取りの自信」「投資効率の認識」は、実は、少し意識するだけで誰にでも変えられる可能性のある、心の習慣なんです。正直なところ、法廷臨床心理学者である私自身も、これらの習慣全てを100%完璧にできているか?と問われたら、うーん、完璧とは言えないかな、という自白をする部分もあります(笑)。特に、「支払いに対するリターンを、具体的に、はっきりと認識して記憶する」という点は、私自身も「あ、ここはもっと意識できるな」と気づかされた、個人的な学びでもありました。
でも、これらの習慣をある程度意識して、日々の生活の中で実践しようと努めることで、私の人生や仕事にも間違いなく良い成果として繋がっていると感じています。以前、私の教え子さんの中に、これらの「お金の心理学」の考え方を知って、それまで毎月70万円近く使っていたクレジットカードの利用額が、なんと数万円程度まで激減したという方がいらっしゃいました。これは、物の見方や、自分は何にお金を払っているのか、そしてそれが自分にとって良いリターンをもたらすのかどうか、という点を真剣に意識するようになった結果なんじゃないかと思います。
個人的な話になりますが、私は飛行機に乗る際、あえて誰も座らなさそうな時間帯や座席を選んで、エコノミークラスの4列席を独り占めしてベッド代わりにする、なんていうのを「これは個人的な投資効率が高い!」なんて楽しみ方をしていたりします(笑)。ファーストクラスやビジネスクラスにも乗った経験はありますが、個人的には、自分で工夫して快適な空間を作り出すエコノミーでの移動の方が、コストパフォーマンスというか、「ゴージャス感」を感じられる時があるんです。これは、人それぞれの価値観や、何にリターンを感じるかによるものですよね。
安さだけに飛びついて、結局使わずに無駄にしてしまう(例えば、うちの祖母がやらかした、安かったからと箱買いしたカニ缶を腐らせてしまった、なんて笑い話もありますが)、これは長期的に見れば高くついてしまう買い物です。無駄を省き、頭を使って「これは本当に価値があるかな?」「良い買い物かな?」と考える癖をつけるだけで、実はお金の使い方がどんどん賢くなっていく。結果として、それが皆さんの豊かさにつながっていくんじゃないかと思うんです。
自分にとっての「良い買い物」や「投資効率」が何なのかは、他の誰かに決められるものではありません。実際に色々な経験を積み重ねて、「自分にとっては、これが一番心地よくて、かつ将来に繋がるお金の使い方だな」というスタイルを確立していくこと。それが、皆さん一人一人の豊かさへの道を開く、自分だけの鍵となるのかもしれませんね。
まとめ
結局のところ、お金持ちの方とそうではない方の違いは、単に今持っている金額の大小だけでなく、「お金に対する心の態度」、特に「支払い方」と「受け取り方」、そして「そのお金がもたらす投資効率をどう認識するか」といった、日々の小さな心理習慣に、大きく影響されているように見えます。
- 支払いの感謝: お金を使う時に感謝の気持ちを添えることで、良い人間関係や機会を引き寄せやすくなり、価値あるものへの賢い投資習慣が育まれるかもしれません。
- 受け取りの自信: 自分が提供した価値に対する報酬を、胸を張って受け取る。この自己認識が、さらなる仕事への意欲や豊かさへと繋がっていくのではないでしょうか。
- 投資効率の認識: 支払ったお金が自分に何をもたらしたかを意識する。この習慣が、無駄を減らし、お金をより生産的に使うための判断力を養ってくれるでしょう。
これらの心の習慣は、難しいことではありません。今日から、皆さんが何かお金を使う時、受け取る時に、「あ、これっていい買い物だったかな?感謝してるかな?」「ちゃんと受け取れてるかな?」「このお金の使い方のリターンは何だろう?」と、ちょっぴり自分自身に問いかけてみる。そんな小さなことから始めてみるのはいかがでしょうか。
ほんの少しの意識の変化と、それを続ける習慣の積み重ねが、気づけば皆さんの金銭的な未来を、明るい方向へと大きく変えてくれるかもしれませんね。ぜひ、今日から皆さんの「お金に対する心の態度」を、優しく見直してみてください。
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法廷臨床心理学博士・ニューロマーケティング(脳科学マーケティング)トレーナー
株式会社ビジネスサイエンスジャパン取締役。ビジネスサイエンストレーニングアカデミー学長。
1985年東京都文京区生まれ。神奈川県横浜市のサン・モール・インターナショナル・スクールの高校を卒業。
2006年米国オレゴン州ルイス&クラーク大学にて心理学専攻及び中国語を副専攻で大学卒業。
2008年米国フロリダ州アルビズ大学大学院にて心理学修士課程修了。
2013年同大学院臨床心理学博士号、法廷特化で卒業(博士論文Doctoral Project:Endo, T. K. (2012) Test Construction: Clinician’s Gay Male Competence Inventory. (Doctoral dissertation, Carlos Albizu University)。後、オレゴン州にて臨床心理学社の国家治療免状を獲得。マイアミ市警、FBI、CIAの調査支援を行った実績を持つ。
2017年には薬物依存人口を減らした功績を称えられ、2017年フロリダ州ジュピター市より表彰される(2017 Best of Jupiter Awards - Drug Abuse & Addiction Center)。現在は実践的ビジネスサイエンス、実践的心理学、脳科学的教育、ニューロマーケティングの普及、後進の育成に努める。著書に『売れるまでの時間-残り39秒 脳が断れない「無敵のセールスシステム」』(きずな出版)、共著に『仕事の教科書』(徳間書店)がある。