LINE友だち追加 お問合わせ

MBTIでビジネス・組織がうまくいく!米国法廷心理学者が教えるMBTI分析とは!

MBTIでビジネス・組織がうまくいく!米国法廷心理学者が教えるMBTI分析とは!

「MBTI診断って、一度は受けたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?でも、たくさんのアルファベットが出てきて、「へー、そうなんだ」で終わってしまったり、「これ、結局どう役立つの?」と、いまひとつピンとこなかったり…そんな経験、ありませんか?」

MBTI診断は、いま自己理解や人間関係のヒントとして、私たちの身近な話題になりつつあります。まるで自分や相手を知る「手がかり」のようなものかもしれません。 この記事では、心理学の専門家である「たかハカセ」こと遠藤貴規が、MBTI診断を単なる「性格タイプ」に分けるものではなく、「私たちが世界をどう見て、どう感じて、どう行動するのか」という、脳のユニークなパターンを知るツールとして読み解いていきます。特に、ビジネスの場面で、自分やチームメンバーがお互いを理解し、より心地よく、より力を発揮できるチームをつくるためのヒントを、探っていきましょう。このお話が、あなた自身の、そして大切なチームの「取扱説明書」をひもとく鍵になるかもしれません。

MBTIの「深い読み方」、なぜプロが必要なの?

「MBTI診断の結果って、自分で見てもなんだか分かりにくい…」そう感じるのは、もしかしたら自然なことなのかもしれません。 実は、このMBTIのような心理テストの結果を読み解き、レポートを作成することは、国によっては専門的な資格を持つ心理学者だけが行うべきだとされている場合もあるんです。どうしてそんな風に決められている州があるのでしょう?それは、その解釈がとても繊細で、間違って理解してしまう可能性があるからなんですね。

診断結果を目にしても、「確かに当たってるかも」と思いつつも、それが毎日の生活や仕事にどう繋がるのか、具体的にイメージするのは難しいと感じることは少なくないのではないでしょうか。まるで、病院でCTスキャンを撮ってもらっても、自分でその写真を見ただけでは、何が写っているのか、それが健康なのか病気なのか、正確に判断するのは難しいのと同じかもしれません。どんなに鮮明な画像でも、それを専門的に学んだ人が見なければ、見当違いな判断をしてしまう可能性がある。MBTIの解釈にも、それと同じような難しさがあると考えられるのです。

MBTIテスト自体は、誰でも気軽に受けることができます。もしまだ試したことがない方は、一度ご自身のパターンを知ってみるのも面白いかもしれませんね。

[16Personalitiesというサイトで日本語版テストが受けられます。] 16personalities.com/ja

テストを受けると、たいていは4つのアルファベットと、最後にAかTといった記号の組み合わせが出てきますね(例えば、INFJ-Aのように)。

MBTIは「どんな人か」より「どう反応しやすいか」を示すサイン

MBTIは、あなたが「どんな性格の人か」と決めつけるものではありません。それよりも、「私たちは、自分の周りの世界や、自分自身の心の中で起きることに、どのように気づき、どのように反応しやすいか」という、脳の自然なパターンの傾向を示していると捉えると、より分かりやすいかもしれません。あなたが情報をどう受け取り、どう考えて、どう行動に移しやすいか、そのヒントが詰まっているのですね。

【じっくり解説】MBTIの4つの「レンズ」+α

テスト結果に出てくるアルファベットは、それぞれが私たちが世界を見るための「レンズ」のようなものを表しています。このレンズを通して、私たちの考え方や行動は少しずつ違って見えてくるのでしょう。特に、仕事のチームで協力し合う時に、お互いの「レンズ」を知っておくと、ぐっとコミュニケーションがスムーズになるヒントが見つかるかもしれません。

1. どこからエネルギーをもらう?:内向型(I) vs. 外向型(E)

最初のアルファベット(IかE)は、私たちが主に「どこから元気をもらうか」「何か問題があったとき、まずどのように頭を働かせるか」という、心のエネルギーの向きを示すと言われています。チームで課題に取り組む際に、メンバーが最初にどう反応するかの傾向が見えてくる部分ですね。

内向型 (Introvert – I): 「一人静かに本を読んでいるのが好き」といったイメージを持たれやすいですが、心理学的には「一人になって、じっくりと自分の心の中と向き合うことで、元気を取り戻しやすい人」と考える方が近いかもしれません。何か難しい問題にぶつかったとき、すぐに誰かに相談するのではなく、まずは自分の中で考えを巡らせて、解決の糸口を探そうとします。逆に、たくさんの人に囲まれて話し続けること自体が、少しエネルギーを使うと感じる場合もあるようです。内向的な方も相談はしますが、それはある程度自分の中で考えがまとまってから、「こういう選択肢があるんだけど、どう思う?」のように、具体的な意見を求める形になることが多いようです。

外向型 (Extrovert – E): 「誰とでもすぐに仲良くなれる人」というイメージがありますが、このタイプの方は「人と一緒に過ごしたり、誰かに話を聞いてもらったりすることで、心のエネルギーが満たされやすい」傾向があるようです。悩みやストレスを抱えたとき、まずは誰かに話したくなります。面白いことに、必ずしも相手に完璧な解決策を求めているわけではないことが多いんです。自分の言葉を外に出し、誰かに聞いてもらうというプロセスそのものが、自分の中で考えを整理し、問題解決へと繋がる一歩になることがあるんですね。外向的な人は、まさに「ねえ聞いてよ!」と話し始める中で、「あ、そうか!こうすればいいんだ!」と、自分自身の答えに気づいていく…なんてこともあるかもしれません。

チームでの「活かし方」: もしあなたのチームメンバーが内向型かな?と感じたら、彼らが悩んでいる様子でも、すぐに声をかけるよりは「何か考えているみたいだけど、もし一人になりたいなら邪魔しないよ。話したくなったら聞かせてね」と、彼らが自分と向き合う時間を尊重してあげるのが良いかもしれませんね。反対に外向型の方なら、「何かあった?よかったら話聞くよ?」と積極的に声をかけてみる方が、彼らの気持ちが楽になったり、考えが整理されたりする助けになることが考えられます。相手の自然な心の動きに寄り添うことで、お互いにとって心地よいコミュニケーションが生まれるのではないでしょうか。

2. どこに意識が向かう?:感覚型(S) vs. 直観型(N)

二つ目のアルファベット(SかN)は、私たちが「何に一番意識を向けて、情報を集めるか」という、エネルギーの焦点を示していると言われています。これは、チームで新しいアイデアを出したり、目の前の課題にどう取り組むかを考えたりする時に、メンバーがどんな視点を持ちやすいかに関わってきそうですね。

感覚型 (Observant / Sensor – S): 意識が「今、ここにあるもの」「五感で捉えられる現実的な情報」に自然と向かうようです。何か問題が起きたときも、まずは「今の状況はどうなっているか?」「手元にある情報や資源は何か?」と、目の前の現実を手がかりに、どうすれば今すぐ状況を良くできるかを考えます。現実的な課題解決や、具体的な手順を考えるのが得意な傾向があるかもしれません。

直観型 (Intuitive – N): 意識は「まだ見ぬ可能性」「将来のこと、未来のイメージ」に自然と向かうようです。目の前の現実だけでなく、「もしこうなったらどうなるだろう?」「これからどんな可能性があるだろう?」と、未来の展開や抽象的なアイデアに興味を持ちやすいと言えます。問題を抱えたときも、「これを乗り越えたら、将来どんな姿になりたいか」と未来を思い描き、そこから逆算して今何をするべきかを考える…そんなアプローチを取ることがあるかもしれませんね。

チームでの「活かし方」: どちらのタイプにも、それぞれの良さがあります。感覚型の方は、地に足の着いた現実的な対応が得意ですが、目の前のことだけに囚われすぎて、将来を見据えた対策が後回しになってしまうことも。まるで、その場しのぎの「トカゲの尻尾切り」のような解決策を選んでしまう、なんてこともあるかもしれません。一方、直観型の方は、素晴らしい未来のビジョンを描けますが、今の現実(例えば会社の数字が厳しくなっている、など)を少し見過ごしてしまうと、足元が危うくなってしまうリスクも考えられます。理想的なチームは、きっとこれらの異なる視点を持つメンバーが、お互いの得意なところを活かし、現実的でありながらも希望の持てる未来へと繋がる、バランスの取れたアイデアを生み出せるのではないでしょうか。まるでオーケストラのように、違う楽器の音が合わさることで美しい音楽が生まれるように、様々な「レンズ」が組み合わさることで、より豊かな視点が生まれるのかもしれません。

3. どうやって決める?:思考型(T) vs. 感情型(F)

三つ目のアルファベット(TかF)は、主に「心の中で生まれる感情にどう向き合うか」「そして、何かを決める時に、何を大切にするか」という、判断の基準を示すと言われています。チームで何かを決めたり、誰かの気持ちに寄り添ったりする際に、この違いを知っておくと、よりスムーズなコミュニケーションに繋がるかもしれません。

思考型 (Thinking – T): 自分の心に生まれた感情を、まるで研究者のように「分析したり、考えて理解しようとしたり」する傾向があるようです。「ああ、今自分は怒りを感じているな。この怒りは、一体どこから来ているのだろう?」のように、自分の感情を客観的に捉えようとします。何かを判断する時も、論理的な筋道やデータ、合理性を重視して決めることが多いと考えられます。

感情型 (Feeling – F): 心に生まれた感情を、そのまま「感じ、そして表現すること」を自然と行う傾向があるようです。嬉しい時は素直に喜びを表し、悲しい時は悲しみを表現します。感情を内側に溜め込まず、表に出すことで自分自身も整理されるタイプかもしれません。何かを判断する時は、自分自身や周りの人の気持ち、大切にしている価値観などを重視して決めることが多いと考えられます。

チームでの「活かし方」: 世の中では、論理的に物事を進める思考型の方が「ビジネス向け」と思われがちかもしれませんが、感情型の方の豊かな感情表現は、チームの雰囲気そのものを明るくしたり、メンバー間の共感を深めたりすることに繋がることもあるでしょう。ネガティブな感情であっても、何を考えているか分からない人よりも、感情を表に出してくれる感情型の方が、周りからは「何を考えているか」が分かりやすく、結果的に付き合いやすいと感じられる場合もあるかもしれません。コミュニケーションを取る際は、相手が思考型なのか感情型なのかを知っておくと、言葉の選び方や話の聞き方を変えてみることができるでしょう。感情を表にあまり出さない思考型の人も、心の中では自分の感情を一生懸命に分析しているのかもしれません。少し時間を与えたり、「今、これについてどんな風に感じていますか?ワクワクしますか?」のように、具体的な感情について尋ねてみたりする配慮があると、より心が通じやすくなるかもしれませんね。

4. 外部の世界とどう向き合う?:判断型(J) vs. 知覚型(P)

四つ目のアルファベット(JかP)は、「時間の使い方や、計画の立て方」「目の前の出来事や外部の世界に、どのように向き合っていくか」という、外部への対応の仕方を示すと言われています。プロジェクトを進めたり、日々のタスクをこなしたりする際に、チームメンバーのこの傾向を知っておくと、それぞれの得意なスタイルを活かすヒントになるでしょう。あなたは、自分自身やチームを「手綱を握ってグイグイ進めていく人」が必要なタイプでしょうか?それとも「状況に合わせて柔軟に対応したい」タイプでしょうか?

判断型 (Judging – J): 時間をまるでカレンダーのように「客観的に捉え、整理整頓して計画的に生きていく」ことを自然と行うようです。スケジュールを立てたり、物事を期日までに終わらせたりするのが得意な傾向があります。規律を重んじ、約束の時間通りに来ることも多いかもしれません。計画性があり、物事を整理して進められるのが強みですが、多くのタスクを抱え込みやすく、ストレスを感じやすいという側面もあります。また、一度持ち帰ってじっくり考えてから決断したいという傾向があるため、瞬時に判断が求められる場面で、つい先延ばしにしてしまい、チャンスを逃したり、かえって問題を大きくしてしまったりすることもあるかもしれません。リスクを避けようとした結果、予期せぬ大きなリスクを生んでしまう…なんてことも考えられます。

知覚型 (Perceiving – P): 時間を「主観的に捉え、今の瞬間の状況に合わせて柔軟に対応していく」ことを自然と行うようです。目の前の出来事や、その時のひらめき、流れに乗ってアドリブで生きていくような感覚に近いかもしれません。今の状況にどう対応するのがベストか?を瞬時に判断し、行動に移すのが得意な傾向があります。利点としては、物事を深刻に捉えすぎず、ストレスを感じにくいこと。「なんとかなるさ」というハッピーな精神でいられることも多いようです。一方で、将来の計画を立てたり、長期的な視点で物事を進めたりするのが少し苦手と感じることがあるかもしれません。考えている将来も、数ヶ月先といった比較的短いスパンであることが多く、基本的には「今」にフォーカスして生きています。もしこのタイプが先ほどの直観型(N)でなければ、未来の可能性よりも、まさに「今、目の前の現実」だけを見て生きている、ということもありえるかもしれません。

チームでの「活かし方」: 判断型と知覚型は、まるで鏡のように、お互いの得意なことと苦手なことが逆になっている関係だと言えます。判断型の計画性を活かしつつ、知覚型の柔軟な対応力を取り入れる。知覚型のスピーディーな決断力を活かしつつ、判断型の長期的な視点やリスク管理を取り入れる。チーム内で、これらの異なる強みを持つメンバーがお互いを尊重し、足りない部分を補い合うことで、計画通りに進めるべきことはしっかりと進め、予期せぬ変化にも柔軟に対応できる、バランスの取れた時間の使い方や戦略を立てることができるようになるのではないでしょうか。

補足:今の「心の調子」を示すサイン (A/T)

テスト結果の最後についている、ダッシュとアルファベット(AかT)は、「アイデンティティ」、つまり「今の自分が、自分の状況に対してどれくらい確信を持っているか、心の波立ち具合はどうか」という、少し変動しやすい状態を示すと言われています。これは、先ほどの4つのタイプよりも、その時の心の余裕や置かれている状況によって変わりやすい要素だと理解しておくと良いでしょう。チームメンバーの「今の心の調子」をそっと知る手がかりになるかもしれません。

積極型 (Assertive – A): 自分の状況に対して、比較的「確信を持っており、心穏やかに、ストレスにもうまく対応できている」状態を表していると考えられます。今抱えている出来事に対して、「自分はこれで大丈夫だ」「うまく対応できているな」と感じています。これは、忙しいかどうかとは必ずしも関係ありません。むしろ、心に余裕がある状態とも言えますので、何か新しいことに挑戦してみたり、少し難易度の高い課題に手を広げてみたりするのに、良い時期かもしれませんね。

波乱型 (Turbulent – T): 自分の状況に対して、「不安を感じやすく、心が波立っていて、ストレスにうまく対応できていない」状態を表していると考えられます。今起きていることに対して、「自分はこれにうまく対処できていないんじゃないか」「もっとやらなきゃいけないことがあるのに」と感じています。これは、スキルが足りない、周りのサポートが不足しているなど、何かしらの助けや調整が必要なサインかもしれません。目の前のことで精一杯になっている可能性が高いので、まずは目の前の課題に集中したり、誰かに相談したり、サポートをお願いしたりすることが必要になる時期かもしれませんね。

チームでの「活かし方」: もしチームの中に波乱型(T)のメンバーがいるなと感じたら、その人が少し不安やストレスを抱えている可能性がある、と心に留めておくと良いでしょう。そして、先ほどの4つのタイプと組み合わせて、どのようにサポートするのがその人にとって一番心地よいかを考えてみるのも良いかもしれません。例えば、内向型(I)で波乱型(T)なら、一人で考え込んでいる時にそっと見守りつつ、必要な時に声をかけられるようにしておく。外向型(E)で波乱型(T)なら、積極的に話を聞く時間を作ってあげる。感覚型(S)なら具体的な解決策を一緒に考える、直観型(N)なら少し先の明るい可能性について話してみる、など、その人のタイプに合わせたサポートを考えてみることができますね。特に、もし波乱型(T)で、将来の可能性ばかりを考えて現実を見失いがちな直観型(N)で、さらに多くの計画を抱え込みやすい判断型(J)のような組み合わせだと、かなり大変な状況にあることも考えられます。そんな時は、まずは「今、目の前のこと」に焦点を当てられるようにサポートし、少しずつ心の余裕を取り戻せるように周りが配慮してあげることが大切になってくるでしょう。

MBTIを「チームの力」に変えるヒント

MBTI診断の結果を知ることは、自分自身のことをより深く知るだけでなく、一緒に働くチームメンバーがお互いを理解し合うための、素晴らしいきっかけになるかもしれません。相手のMBTIタイプを知っていると、「ああ、あの人のあの行動は、こういう考え方から来ているのかもしれないな」と、納得できたり、より心地よいコミュニケーションの取り方が見えてきたりすることがあるからです。それは、チーム全体の力を高めることに繋がるはずです。

例えば、波乱型(T)で少し大変そうにしているチームメンバーがいたとして:

  • もしその人が内向型(I)だったら、「何か抱えてるみたいだけど、一人で考える時間が必要ならそっとしておくね。でも、いつでも話聞く準備はできているからね」と優しく伝えてみるのはどうでしょう。
  • もし外向型(E)だったら、「ちょっと休憩がてら、一緒にコーヒーでも飲まない?何か話したいことあったら聞くよ」と、話す機会を積極的に作ってあげる方が、きっとその人は楽になるはずです。

また、目の前の現実を大切にする感覚型(S)の人には、具体的な数字や事実に基づいて話をしてみる。将来の可能性にワクワクする直観型(N)の人には、このプロジェクトが成功した先の明るい未来について一緒に語ってみる。感情を分析する思考型(T)の人には、「この結果について、どういう点が特に気になりますか?」「論理的に考えて、どんな点が面白いですか?」と問いかけてみる。感情を表現することで落ち着く感情型(F)の人には、「つらかったね」「嬉しかったね」と、その感情に寄り添う言葉をかけてみる…。

このように、MBTIは、目の前の相手が「今どんな心の状態か」「物事をどんな風に捉え、どんな風に考え、そしてどんな風に行動しやすいか」を知るための、たくさんのヒントを与えてくれます。それに基づいて、私たちがどのように関われば、相手が最も力を発揮でき、心地よくいられるかを考える上で、とても役立つツールになるでしょう。チームメンバーがお互いの「脳のパターン」や「心のレンズ」を理解し、違いを単なる「合わない部分」としてではなく、「お互いを補い合える強み」として尊重し合うことで、チームの結びつきはきっと、もっともっと強固でスムーズなものになっていくはずです。あなたは手綱を握ってくれる人が必要?それとも一人で解決したいタイプ?チームメンバーのMBTI傾向を知って、お互いの足りない所を尊重し補い合うチームワークで組織作りがガッチリ進むかもしれませんね。

まとめ:共感と心理で紡ぐ、チームという名の物語

MBTIは、単に「あなたは何タイプ」と分類するだけの診断ではありません。それは、私たち一人ひとりが「どのように世界を見て、どう反応しやすいか」という、ユニークな脳のパターンを知るための、貴重なツールだと考えられます。その結果を深く理解することは、自分自身のユニークさを知る「取扱説明書」を手に入れると同時に、一緒に働くチームメンバーの「取扱説明書」を読み解く鍵となるでしょう。そして、その鍵を使ってお互いを理解し合うことは、共感に基づいたより深い人間関係や、それぞれの異なる強みを活かし合うチームワークを築く上で、かけがえのない力になるはずです。

MBTIを通じて、お互いの心理的な傾向や行動のパターンを知り、「なるほど、そういう考え方をするんだな」と、その違いを尊重し合うことで、チーム内のちょっとした摩擦が減ったり、お互いの足りない部分を自然と補い合えたりする関係性が生まれるかもしれません。これはまさに、多様な個性を持つメンバーが、お互いを理解し、共感し合いながら一つの目的に向かって進んでいく、チームという名の物語を紡いでいくようなもの。メンバー一人ひとりが持つ「ユニークなキャラ」、そしてその背景にある心理を深く理解し、それを活かすことは、組織全体の可能性を大きく広げる、言わば新時代のキャラクターIP戦略にも通じる考え方かもしれませんね。ビジネスにおける人間関係や、チームで何かを成し遂げる上で、MBTIがその一助となれば、とても嬉しいです。

次世代マーケティング戦略を無料プレゼント

この記事をお読みいただいた方へ、期間限定の特典をご用意しました。公式LINEにご登録いただくと、以下の豪華特典(すべて無料)を今すぐお受け取りいただけます。

  • 「人の心理とビジネスを10年以上研究しつづけた結果 成功するビジネスの作り方まとめ」(動画)
  • 「AIに勝てるニューロマーケティング本」(PDF)
  • 「私があなただけに教えるAIを使ってマーケティングする方法」(PDF)
  • 「黒字から始めるマーケティングのやり方」(PDF)

どれも、経営者やマーケターの皆様にとって明日から実践できるヒントが満載のコンテンツです。LINE登録はわずか30秒で完了しますので、ぜひ友だち登録して特典をお受け取りください!成功するビジネスへのヒントを詰め込んだ資料と動画を手に、新たなマーケティング施策に踏み出してみましょう。

継続的に顧客の心と脳を研究し、賢く脳科学を活用することで、きっとあなたのマーケティングも次のステージへと進むはずです。ぜひこの機会にニューロマーケティングの第一歩を踏み出してください。

執筆者
遠藤 貴則法廷臨床心理学博士 Takanori K. Endo

世界40ヵ国以上から累計23万人以上が受講する国際的スピーカー、トレーナー、元アルビズ大学准教授。

アメリカ、オレゴン州のルイス&クラーク大学で心理学で学士を取り、フロリダ州のアルビズ大学にて心理学の修士と臨床心理学、法廷特化の博士号を取得。2015年にオレゴン州の臨床心理学者としての国家治療免状を得る。過去にアメリカ心理学会、国際心理学会、アメリカ法廷心理学会など数多くの学会で研究を発表している。

日本帰国後は日々実践できる科学をテーマにニューロマーケティング(神経マーケティング)、教育学、経営学、統計学などを教え述べ23万人以上の講演会を開催。

プロフィール詳細はこちら

関連記事

スタバも活用する「アーキタイプ」。12のブランド戦略で顧客の心をつかむ【ニューロマーケティング】

スタバも活用する「アーキタイプ」。12のブランド戦略で顧客の心をつかむ【ニューロマーケティング】

ビジネスで勝つための科学的法則20選。ニューロサイエンスで賢く勝つ。

ビジネスで勝つための科学的法則20選。ニューロサイエンスで賢く勝つ。

禁断の霊感商法マーケティング:ニューロサイエンティストが教えるビジネスへの応用方法

禁断の霊感商法マーケティング:ニューロサイエンティストが教えるビジネスへの応用方法

戻る